2015年10月7日水曜日

「耳で覚えるミックス」シリーズ始めます

  • ミックスする


DTMで作曲して作品を完成させる際、避けて通れない作業。
それがミックス(ミキシング)です。

ご存知の方も多いと思いますが改めてミックスの定義についてwiki先生に教えていただきましょう。



" ミキシング (Mixing) とは、多チャンネルの音源をもとに、ミキシング・コンソールを用いて音声トラックのバランス、音色、定位(モノラルの場合を除く)などをつくりだす作業で ある。元のチャンネル数から少ないトラックに移行させるため、同義語としてトラック・ダウンとも呼ばれる。"
(wikipedia内「ミキシング」の項より一部抜粋)

はい。

僕が言いたい事はwiki先生が全て言ってくれました。

ギターやらドラムやら、バラバラのオーディオを一つにまとめる。
つまり、作編曲、レコーディングが終わった後の"お化粧"の部分です。

  • とはいえ奥が深すぎる


ザックリと言ってしまえばこれだけの話なのですが実際やってみると難しい。
その為のミキシングエンジニア等、専門家がいる程ですからね。

もちろんプロ級のミキシングと言うのは技術はもちろん、機材面でも個人レベルにはなかなか難しいです。
(コンプ1つに数十万円もかけるのは大変ですよね?)

ただありがたい事に今の時代、DAWの中でそれが出来てしまうではありませんか!
突き詰めてしまえばそれも物足りなくなるのですが、実際コンピュータの中だけで完結しても
相当のクオリティは生み出せます。

  • [プラグイン]DAWバンドルとサードパーティ


この記事を読んでいる方の「多くはおそらく既に知っている事だと思いますが、
DTMでのミキシングではイコライザーやコンプなど(=化粧道具)は通常「プラグイン」と呼ばれるソフトになっていて、
それをDAW上(=化粧台)で起動させて使います。


またそれぞれのDAWには最初からいくつかのプラグインが用意されています。
("DAWにバンドルされてるプラグイン"とか呼びます。この辺もDAWを選ぶ基準になったりします。)


そしてもしそれだけでは物足りないと感じたら、他社製のプラグインを買い足したりあるいはネットで無料配布されている物を導入する事も出来ます。
これを「サードパーティ製のプラグイン」とか呼びます。

  • それではいよいよ


次回以降それぞれのエフェクト毎の使い方を「耳で覚える○○」シリーズとして不定期に投稿していこうかと思います。



耳で覚えるって事で、実際にエフェクトのかかり具合を音源と一緒に記事に出来たらと思っています。

文章だけだと実際の効果が伝わりにくいですからね。

  • 使用するプラグインについて


今後プラグインについてはサードパーティ製の、
WAVESのRenaissance Maxx(うぇいぶすのるねっさんすまっくす。以下RM。)
を中心に使用していこうかなと思っています。

このソフトはいわゆる「プラグインバンドル」と呼ばれるもので、同シリーズのEQやコンプなど、
ミックスで使う基本的なプラグインがパッケージ一つにまとまった形で販売されている物です。
(2015年10月現在、10個のプラグインが含まれています。)



またRMはとてもリーズナブルです。
WAVESシリーズと言えば今やどこのレコーディングスタジオでも使われているほどのメジャー、
かつプロフェッショナル仕様のプラグインシリーズです。

高品質故に当然値段もかなりするのですが(バンドルで定価100万円近くするものもあります!)

このRMは、例えばミュージシャンご用達のサウンドハウスで2万円以下で手に入れる事ができます。
(値段はその時によって変わります。)

そういう意味でも、手に入れ安くそれぞれのプラグインの効果が素直なRMを使用していきます。





  • もし買うなら


余談ですがWAVESに限らず、プラグインはセール販売で大幅値引きになる事が非常に多いです!

逆に言えば、定価で買ってしまうと後々半額で売られたりして大ショックを受けるのでもし欲しい製品があればこまめにメーカーサイトをチェックしておきましょう。

またパッケージ販売よりもダウンロード販売をお勧めします。

何故ならアップデートなど、最新のバージョンで手に入れられる事が多いからです。





それでは早速次回の「耳で覚えるEQの使い方」をお楽しみに!

今日はここまで。


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